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ライティングでの違い

久しぶりの投稿になります。

先日、写真の整理をしていたところ以前web記事用に撮影した豆腐の写真が出てきましたので、ご紹介いたします。

 

写真を撮影する際、フレーミング、ピント、シャッタースピード、絞り等、いろいろな要素が絡みどれも重要な要素ですが、室内での物撮りにおいてはライティングはより重要な要素になります。なぜなら自然光での状況下においては、太陽の位置はこちら側からは動かせませんが、ライトを使って撮影するのであれば自分で好きなように光の当たり方を決められるからです。ですので、ライティングが写真の完成を決めていると言っても過言ではありません。

実際に、以前撮影した豆腐の写真をご覧ください。

まずは、よくない例から。ライトは3灯。

白い背景に、白い皿、そして白い豆腐(厳密には少し黄色)ですが、全てに均等に光が当たっているため、豆腐の立体感がわかりません。さらに背景と皿と豆腐の境もわかりづらくなってしまっています。

ライティングを調整して撮影したものがこちらです。こちらもライトは3灯です。

豆腐の各面に当たる光の強さを調整したことで、立体感が生まれました。豆腐という被写体においてどちらが良い写真か一目瞭然かと思います。

このようにライティング次第で写真の見え方が変わって来るのが物撮りの面白いところでもあり難しいところですが、大切なのは3次元の世界を2次元で表現するわけですから「立体感」意識してライティングする事です。

 

もう一つ、点光源と面光源の違いもご紹介したいと思います。

わかりやすく言うと、太陽の光が直接当たっているような光が点光源。雲を間に挟んだ光が面光源に近いかと思います。

実際に撮影しましたので、ご覧ください。

点光源で撮影。

被写体に対して、「点」で光が当たっているのが点光源となります。影がはっきりと出る光になります。

面光源で撮影。

被写体とライトの間にトレペ(トレーシングペーパー)を挟むことで、トレペ全体の面で光を当たるようにした面光源です。点光源と比べると影が滲みました。

 

カメラマン的表現で言うと、点光源の方は硬い光。面光源の方は柔らかい光と言います。どちらが正解という事はないのですが、商品撮影などの物撮りにおいては面光源使いライティングしていく事がほとんどです。理由は、柔らかい光を回すことで商品全体に光を回し綺麗に見せることができるからです。ただし、陰影を強調したイメージカット等では、点光源を使うこともありますので使い分けが必要ということになります。

先ほどの面光源にレフ板1枚足しました。

手前の影になっていた部分が明るくなり、より商品写真ぽくなりました

このように、光源やライトの位置で見え方が変わってくる物撮りですが、難しいところもありますが面白いところでもあります。

最近は、SNS用やオークションサイト用などで物撮りする機会が多いかと思います。皆さんもライティングを意識して撮影すると今までと違った写真になるかと思いますので、ぜひ試してみてください!

 

では、今回はここまで。